島忠ホームズ(シマホ) ソファー デビュー050 (075 / 077) レビュー

 島忠ホームズ ソファー デビュー050

2023年3月31日追記更新

久しぶりの更新。ソファーを買ったのですがリサーチにあたってソファーのレビューが(というか家具全般が)余り見当たらなかったので、どうだろうかと思い雑駁に書いてみます。※注)その後マイナーチェンジがあった模様で今はデビュー077となっています。

今回紹介するのは三人掛けのソファーで、購入したのは島忠ホームズ。自社ブランド品のようです。色はホワイトとなっていて通販サイトでは白く見えますが、実際はアイボリーに近いです。

 

島忠 ソファー デビュー050

 

島忠 ソファー デビュー050 後方

 

本体は幅185㎝高さ88cmのハイバックタイプで2.5~3人掛けぐらいのサイズ感。ちなみに搬入サイズは背板と足を外して66㎝と記憶しています。購入にあたっては引っ越す可能性もあるので、間口70㎝程度の小さめのエレベーターでも搬入可能な寸法は条件の一つでした。

張地は合成皮革でPCNレザーという高耐久な張地を座面に使っているとのこと。聞いたことがなかったのでざっと調べたところ、PCNはポリカーボネートの略らしく、一般的なPVC(ポリ塩化ビニール)、PU(ポリウレタン)レザーに比べて耐久性に優れているとの触れ込みです。素材の合成皮革の機能性についてはこの辺の記事も興味深く、様々な種類があるんだなと思うと同時に製品に訴求がないとわかりにくいなとも思いました。
ちなみに添付のメーカー保証書も他は1年のところ張地だけは5年保証で、実際の耐久性は使ってみないとわからないのですが、ここについてはメーカーのやる気を感じました。

メーカーは筑波産商となっていて、品質表示では生産国はタイ、取扱上の注意は直射日光と熱となっていました。おそらくニトリのNシールドというこれも高耐久の合成皮革を意識した商品と思われ、実際自分も比較検討の対象でした。

 

購入にあたっては予算は6~10万、10年ぐらいは持って欲しく、張地は革だと手入れが面倒なのと結構割れたりすると以前友人から聞いたこともあったので合皮(素材感の好みでファブリックは次点)、通販ではなく実際に座って座り心地を確かめられること、というような条件で探しました。近くにある家具屋が島忠とニトリだったので、結果としてそこから選ぶ感じになりました。

座面のクッションはウレタンフォームにコイルスプリングで、店舗にはカット模型も飾ってありました。店員の話では昔のアメリカのソファーによく採用されていた機構だそうです。

実際の座り心地は、ややしっかり目のクッション感で結構よかったです。背面はシリコン綿で柔らかめな感触。座面は広く、深めに座って後ろに頭まで凭れながら寛げます。低めのひじ掛けが寝ころんだとき枕になったり結構具合がいいです。座面高は41㎝、当方160㎝程度ですが店舗では靴を履いての試し掛けのため、足つき感が若干変わるかなと思いましたが特に問題はなかったです。

 

島忠 ソファー デビュー050 側面

 

気になる耐久性ですが、使用状況にもよるので一概には言えないとは思いますが、自分はテレビを見るときや気分転換に1日1,2時間座る程度の使用頻度、設置場所はリビングの窓近く、深めのベランダでレースのカーテンが常に引いてある状況。ひっかき傷はペットがいないので余り気にしていません。表面剥離も直射日光に晒される状態もさほどないと思います。むしろ見た感じありそうなのは張地のミシン目部分からの裂けで、小さな子供もいないので上で飛び跳ねることもないのですが、何か問題が起きた場合はレビューしたいと思います。また、購入時の店員の説明では、長く使用していると縦方向に白い線が薄っすらと浮き出てくることがあるが使用には問題はないとの話も聞きました。

他には納品時本体からやや樹脂臭がありましたが、説明書では新品時の臭いはひと月程度で抜けるとのこと。10日ほど経って和らいできたかなというような感じです。(追記:使って2-3ヶ月もすると臭いはほぼ抜けて気にならないレベルになりました)

以前実家にあったソファーは布張りの数十年物でフェザーとスプリングが入っていたと思います。使用頻度も少なかったのですが、ひじの部分がやや擦り切れた程度で軋みもなくよく持っていました。

個人的に耐久消費財系の家財を買うときは、減価償却費をざっと頭の中で計算します。基準は何となく単品年1万程度で考えることが多く、毎日使うノートパソコンは5、6年で壊れるので予算5、6万、エアコンや給湯器は10~15年は使えるかなと考えてエアコン10万、給湯器15万程度を買い替え予算に考えるというような具合です。

これで予算を組むと汎用品から中級品が買い替え対象となることが多くなりますが、ランニングコストは別として経験的に一般に白物家電はコスパがよく、給湯器やパソコン等は今のところ予算なりの耐久性というような感じでしょうか。家具についてもこの考え方が当てはまるかどうかはわかりませんが、別途ベッドも新調したのでこちらも併せてレビューしつつ使用感の変化や耐久性等を追ってみたいと思います。

追記:ほぼ5年ほど経ちましたが別段支障なく利用できています。

5年経過後の外観はこんな感じです。気持ち焼けたかな程度でほぼ変化はありません。

島忠 ソファー デビュー050

島忠 ソファー デビュー050

島忠 ソファー デビュー050

使用感はクッション部分は少し柔らかくなったなあという感触はありますが、スプリングも持っていて底抜け感がするようなこともありません。夕食後にくつろいだりたまに昼寝に使う程度でさほどハードな使用ではありませんが、張地も痛みは出ていません。今のところ耐久性は必要十分と言えそうです。

 

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