コードレススティッククリーナーの吸込み仕事率


意外と表記されていません。一般的なキャニスタータイプやコード付きのハイパワーなスティッククリーナーでは表記されているのですが、コードレスのスティッククリーナーは元々の吸込みパワーが弱く、商品アピールにもならないせいか、ほとんど表記されていません。

吸込み仕事率は、掃除機のモーターの強さの目安になる数値です。掃除機の能力は吸込み用モーターのパワーと、ヘッドのブラシ部分がモーターで回転するタイプかどうかで、基本的な吸い込み力は決まります。
コード付きのキャニスタータイプの掃除機では吸込み仕事率は、多くが100W以上で200W前後が一般的なようです。

先日、島忠の家電売り場でコードレス掃除機をみた時には、商品説明に吸い込み仕事率は書かれていました。自宅に帰って価格コムやAmazonでさらに調べようとしたところ、ほとんどのメーカーで非公表らしく、わからず仕舞いで結構な驚きでした。基本参考値ということになりますが、見かけた数値をいくつかメモしておきます。

ちなみに今使っているのはこれ。

・アイリスオーヤマ KIC-SLDC4-R


同型番はこのへんでしょうか。


吸い込み仕事率は、売り場でチラ見した程度でうろ覚えですが、15W程度だったと思います。モーターブラシではないです。正直あまり吸い込みません。髪の毛と綿埃程度。スタンドがついているのがいいです。あと紙パック。いつもはフローリングワイパーと併用で使っています。バッテリー容量は1500mAhで、フルパワー10分、普通に使って15~20分ぐらいですかねえ。

・Dyson V6 Slim




吸込み仕事率:通常28AW 強100AW
ノズルタイプ:モーターブラシ
バッテリー容量:1500mAh
売り場で音はかなりうるさかったです。パワーは強にすると結構パワフルです。通常モードだと今使ってるのよりは吸うかなあぐらいです。モータブラシなのでカーペットでも毛足が長くなければそこそこ使えそうかな。強モードの電池持ちは厳しそうな雰囲気。ダイソンはV10までは仕事率を公表していたようです。

・アイリスオーヤマ IC-SLDCP5




吸込み仕事率:約40AW
ノズルタイプ:モーターブラシ
バッテリー容量:1500mAh
音はそこそこ。パワーはダイソンの強よりは吸いませんが、そこそこ吸うかなあぐらいです。それでも有線タイプ並みとはいかないです。ただこれアマゾンのレビューを見ると、取っ手が折れやすいという不具合報告がちらほら。試した感じでは華奢な感じはしなかったのですが、武人の蛮用には耐えないのかもしれません。

・マキタ Makita CL107FDSHW


吸込み仕事率:パワフル32W、強20W、標準5W
ノズルタイプ:通常タイプ
バッテリー容量:1500mAh

普及価格帯の製品では仕事率を明記していました。職人さんが現場の掃除のときに使っているあれですね。音はそこそこ、強モードでそこそこ吸うかなあ。バッテリー持ちも一般的な感じでしょうか。

・パナソニック Panasonic MC-VGS6000



吸込み仕事率:10~200W
ノズルタイプ:モーターブラシ
バッテリー容量:不詳

大手メーカーの現行ラインナップではこのシリーズだけが仕事率を謳っていました。ハイパワー。しかしバッテリー容量は非公開。レビューでは電池持ちは良いとちらほらあるので、そこそこ大きめな容量を積んでいるのかなと想像はできます。ちなみに200Wのフルパワーで運転時間は6分なよう。

ダイソンも現行のV11モデルからは仕事率は非公開のようです。バッテリー容量も大手メーカーは大体どこも非公開なようです。残念。モーターのパワーとバッテリーの容量はコードレス掃除機の能力を決める大事な部分なので、そこは公表しておいてほしいところですね。

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